大阪 関西国際発→フランクフルト行き飛行機・格安航空券・LCC

関西国際空港からフランクフルト行き ルートの基本情報

フランクフルトはドイツの主要都市のひとつで、工業・産業が発達しています。欧州中央銀行やドイツ銀行など金融機関の本社も多くヨーロッパの金融センターでもあり、ビジネス需要の高い路線のひとつです。関西国際空港から直行便は就航していませんが、欧州の主要空港でフランクフルト行きのフライトにスムーズに乗り継げます。

関西国際空港 (KIX) －フランクフルト 乗り継ぎルートと航空会社・LCC

ルフトハンザ ドイツ航空 (乗継地：ミュンヘン) ・KLMオランダ航空 (乗継地：アムステルダム) ・フィンエアー (フィンランド航空) (乗継地：ヘルシンキ)

ルフトハンザドイツ航空は、ドイツのフラッグキャリアで世界80か国以上に就航しています。オーストリア航空・スイスインターナショナルエアラインズ・ブリュッセル航空・ユーロウィングはルフトハンザグループの傘下にあり、ヨーロッパ域内への乗り継ぎも便利です。KLMオランダ航空は関西－アムステルダム線、フィンエアーは関西－ヘルシンキ線で直行便を開設。ヨーロッパ域内のフライトに乗り継げば、フランクフルトまでアクセスできます。

定期便の便数

ルフトハンザ ドイツ航空　関西－ミュンヘン：週7便、ミュンヘン－フランクフルト：1日16便
KLMオランダ航空　　　　関西－アムステルダム：週7便、アムステルダム－フランクフルト：1日6便
フィンエアー (フィンランド航空) 関西－ヘルシンキ　週10便、ヘルシンキ－フランクフルト：1日2便

ミュンヘン、アムステルダム、ヘルシンキなどヨーロッパ主要空港からフランクフルト行きの欧州線に乗り継ぐことにより、関西から最終目的地のフランクフルトまでスルーチェックインが可能です。乗継空港の待ち時間もゆとりを持って過ごせます。

その他のアクセスルート

欧州内の主要空港のほか、上海・ソウル・バンコクなどアジアの主要空港で乗り継ぐルートもあります。乗継地によってはフランクフルト到着まで20時間ほどかかる場合もあるので、ルートや所要時間についても航空券検索時に確認しておきましょう。

路線の概要・メリット

関西国際空港 (KIX) 発－フランクフルト行き航空券の相場
8～9月と1月は旅行需要が増えるため航空券の価格が高くなりますが、その他の期間は比較的航空券の相場が落ち着いています。乗り継ぎ空港や航空会社によって航空券の価格は異なりますが、通常期のエコノミークラス往復航空券は13～15万円台が相場。上海で乗り継ぐ場合は、往復76,000円台の航空券もあります。

路線の特徴
関西－フランクフルト線はルフトハンザドイツ航空が直行便を運航していましたが、ルフトハンザでは2019年夏ダイヤよりアジア線のハブ空港をミュンヘン空港に変えました。これに伴いミュンヘン空港への直行便が開設されました。年間を通してビジネス需要の高い路線ですが、冬になるとフランクフルトではドイツで最大級といわれるクリスマスマーケットが開催され、観光でも人気の都市です。

発着空港の概要

関西国際空港
関西国際空港は、成田空港・中部国際空港と同じ国際拠点空港として位置づけられ、年間旅客数は約2,800万人です。空港は1日あたり国際線約200便、国内線約185便が発着する24時間空港で2つのターミナルによって構成されています。LCCの就航が多いのが特徴で、国際線旅客便のうち約4割はLCCの運航便です。第2ターミナル (LCC専用ターミナル) では出発時の混雑を緩和するため、手荷物検査場にスマートレーンを導入。ウォークスルー型免税店で旅客導線上にショップがあるので買い物もしやすく便利です。スカイトラックス (Skytrax) の格付けで「ベスト・ローコスト・ターミナル 2019」を受賞しています。

フランクフルト空港
フランクフルト空港はドイツ最大規模の国際空港で、ルフトハンザドイツ航空はフランクフルト空港を拠点にグローバルな路線ネットワークを展開しています。空港は2つのターミナルから構成され、スターアライアンス加盟航空会社はターミナル1、ワンワールド (oneworld) とスカイチーム (SkyTeam) 加盟航空会社はターミナル2を利用しています。ターミナル1と2は、シャトルバスまたはモノレール「スカイライン」で移動可能。欧州域内での移動にはシェンゲン協定で出入国手続きが簡素化されています。協定国を経由してドイツに入国する場合は経由地で入国手続きを行います。空港ターミナル内にはスーパーマーケットやドラッグストアもあり、日常雑貨やお菓子といったお土産品の購入も便利です。

市内中心部－空港間のアクセス方法

関西国際空港
関西国際空港は大阪湾上の人工島に建設された海上空港で、大阪市内や関西主要都市からは鉄道・リムジンバス・車・高速船が主なアクセス手段です。旅客ターミナルの正面にはJR・南海の関西空港駅があり、JR特急はるかを利用すると新大阪駅から約50分、京都駅から約75分で空港駅に到着します。なんばからは南海ラピートが運行し、最短34分で空港にアクセス可能です。空港行きのリムジンバスは、大阪駅 (梅田) ・近鉄上本町・なんばOCAT・あべのハルカス (あべの橋) から乗車できます。また神戸空港と関西国際空港を約30分で運航する高速船 (ベイ・シャトル) も神戸方面やポートアイランドからの移動に便利です。

フランクフルト空港
フランクフルト空港はフランクフルト・アム・マインの南西約12kmに位置しています。市内からの交通アクセスが便利で、市内への主な交通手段は鉄道・バス・自動車です。鉄道を移動する場合は空港ローカル駅の地下に乗り場があり、Sバーン8 (S8) またはSバーン9 (S9) を利用すると、中央駅まで約10分でアクセス可能です。日中は8、S9 のいずれかが15分間隔で運行しています。またフランクフルト空港とストラスブールを結ぶ「ルフトハンザ エクスプレス バス (Lufthansa Express Bus) 」 (事前予約制) も利用可能です。空港に隣接している「The Squaire」のバスターミナルから乗車できます。タクシーを利用する場合はターミナル1・ターミナル2の到着ロビーを出たところに乗り場があり、中央駅までの所要時間は20～30分。料金は40～45ユーロです。

(2019年5月時点の情報)

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