名古屋発→秋田行き飛行機・格安航空券・LCC

名古屋から秋田行き ルートの基本情報

名古屋には中部国際空港 (セントレア) と小牧空港の2つの空港がありますが、中部国際空港から秋田空港行きの直行便が就航しています。小牧空港から秋田空港までは乗り継ぎが2回必要になるため、中部国際空港発のフライトを選択するほうが便利です。

名古屋－秋田 直行便を就航する主な航空会社・LCC

ANA (全日空)

ANAはグループ会社のANAウイングスによる運航です。ANAウイングスは羽田・伊丹・中部・新千歳を拠点空港とし、ANA国内線のうち約4割の運航を担っています。中部－秋田線はプロペラ機 (Q400) による運航で、普通席のみのモノクラスです。Q400は短中距離線ではジェット機に匹敵するスピードで運航し、飛行機から音波を出しプロペラによる騒音や振動を抑えています。機内は静かでフライト中も快適です。

定期便の便数

ANA (全日空) ：2便

午前・午後1便ずつの運航で、秋田までは1時間20分のフライトです。午前便は朝9時すぎに秋田に到着し、1日時間を有効に利用できるのでビジネス・観光ともに便利なスケジュールが組まれています。

直行便以外のアクセスルート

名古屋から秋田までは直行便を利用するのが一般的です。直行便は1日2便に限られているので、スケジュールによっては羽田空港で飛行機を乗り継ぐこともできます。羽田経由の場合、秋田までは最短で3時間5分のフライトです。

路線の概要・メリット

名古屋発－秋田行き航空券の相場
年間を通して航空券の相場が安定している路線で、シーズナリティによる価格差はそれほど大きくありません。8～10月は混雑する時期になりますが、早期に予約をすれば割引率の高い運賃が適用されます。通常期の往復航空券は、22,000円前後が相場です。8月の旧盆期間は旅行や帰省で利用客が増えるため往復3万円台までアップしますが、最も混雑する時期を避ければ通常期とほぼ同じぐらいの価格で航空券を利用できます。

路線の特徴
平日はビジネス利用客の割合が高い路線ですが、休日になると旅行客の利用が増えます。新幹線など陸路での移動も可能ですが、航空便は1時間20分と短時間で移動できるのが最大のメリット。LCCは就航していないものの、早期購入割引運賃も設定されているので格安航空券も利用可能です。

発着空港の概要

中部国際空港 (セントレア)
中部国際空港 (セントレア) は国内線19路線・国際線38路線の就航ネットワークを有し、成田空港・関西国際空港とならぶ国際拠点空港です。アジア線を中心に新規就航が続き、2018年度の旅客数は1,235万人を超え過去最高を記録しました。2019年9月には第2ターミナルがオープンし、LCCのビジネスモデルに対応した導線設計で国内線・国際線の乗り継ぎも便利。メインターミナルはチェックインカウンターから、搭乗ゲートまでフロア移動することなくアプローチができるように工夫されています。空港の機能性・快適性は利用者からの評価も高く、スカイトラックス (Skytrax) のワールド・ベスト・リージョナル・エアポート部門で1位を獲得。空港内には展望風呂やアミューズメント施設「FLIGHT OF DREAMS」もあり、出発前や到着後も楽しい時間を過ごせます。

秋田空港
秋田空港は、羽田・伊丹・新千歳・中部国際 (セントレア) と秋田を結ぶ国内線4路線の定期便が就航しています。大型ジェット機の発着にも対応できる2,500mの滑走路も整備され、台湾からの国際線チャーター便も発着。年間旅客数は132万人を超え、東北地方のなかでは仙台空港についで利用者の多い空港です。空港への夜間駐機により早朝便の設定が可能になり、一部機材が大型化されたことも利用者の増加につながっています。国内線出発ロビーには「釣りキチ三平・山魚女群泳」の巨大な陶板レリーフが展示され、待ち合わせ場所や記念撮影スポットとして利用者から人気。陶板レリーフの原画は秋田出身の漫画家・矢口高雄氏によるものです。空港ターミナル内には比内地鶏や桃豚といった秋田ならではのご当地グルメも味わえるレストランもあります。

市内中心部－空港間のアクセス方法

中部国際空港 (セントレア)
中部国際空港 (セントレア) は名古屋市中心部から直線距離で約35kmに位置し、伊勢湾上の人工島に建設された海上空港です。空港は名鉄ミュースカイが乗り入れ、名古屋駅から最短28分でアクセスできます。金山駅・神宮前駅からもミュースカイに乗車可能で、空港までは30分圏内。名古屋駅・伏見・栄・藤が丘といった名古屋市内の主要スポットのほか、三河地域の豊田市駅・岡崎駅・知立駅からは空港行きの連絡バスが運行しています。車の場合は、知多横断道路・中部国際空港連絡道路 (セントレアライン) を利用すると、空港までのアクセスもスムーズ。名古屋市内からは30～40分で空港に到着します。また三重県・津 (なぎさまち) と空港を結ぶ高速船も利用可能です。

秋田空港
秋田空港は秋田市中心部から直線距離で15km南東に位置しています。航空便のダイヤにあわせて空港から秋田駅西口・秋田県庁までリムジンバスが運行し、空港から秋田駅までは約40分で到着。エアポートライナー (乗合タクシー) は事前予約制で、秋田市内のほか、角館・田沢湖・乳頭温泉方面、男鹿半島方面、本荘・象潟方面など県内の主要観光地までダイレクトにアクセスできます。レンタカーは空港到着ロビーにカウンターがあり、最寄りの店舗まで送迎サービスが利用できるので便利です。車の場合は、日本海東北自動車道・秋田空港インターチェンジから県内各地へアクセスできます。

(2019年5月時点の情報)

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