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第10位|コペンハーゲン空港(デンマーク)

デンマークの首都コペンハーゲンの市街地から南東へ約8キロメートル、アマー島にある「コペンハーゲン空港」。スカンジナビア航空の拠点となっている空港です。ターミナルは3つあり、ヨーロッパ線や世界各国からの国際線が就航。2023年4月現在、日本からはスカンジナビア航空の直行便が乗り入れています。空港からコペンハーゲン中央駅までのアクセスは、デンマーク国鉄(DSB)で約15分という利便性の高さも魅力。
別名「カストラップ空港」とも呼ばれ、北欧ムード漂う洗練されたデザインが評判です。有名デザイナーが手がけた数々の椅子が、空港内のロビーやカフェに点在していますよ。
第9位|チューリッヒ空港(スイス)

スイスの経済の中心地であり、国際的な大企業が拠点を置く大都市チューリッヒ。郊外のクローテンにある「チューリッヒ空港」は多くの国際線が就航する、スイス最大の空港です。市街地から空港までは鉄道で約10分というアクセスのよさも特徴。清潔さに加え、優れたセキュリティにも定評があります。
空港の隣には、2020年に新しい商業施設「The Circle(ザ・サークル)」がオープン。日本人建築家の山本理顕氏が設計したモダンな建物には、ホテルやレストラン、ショップが充実しています。
第8位|ヘルシンキ・ヴァンター空港(フィンランド)

フィンランドのフラッグキャリア、フィンエアーの拠点となっている「ヘルシンキ・ヴァンター空港」。フィンランド最大の空港であり、日本から羽田や成田、関西など複数の都市から直行便が運航し(2023年夏スケジュール)、ヨーロッパの主要都市を結ぶハブ空港としても人気です。空港から市内までのアクセスは、鉄道で約30分。シャトルバスも運行しています。
国際線のターミナルは、フィンランドらしい北欧デザインの洗練された雰囲気。有名ブランドの「マリメッコ」や「バルミュール」などの店舗のほか、「ムーミンカフェ」もありますよ。
第7位|仁川(インチョン)国際空港(韓国)

人気の旅先、韓国の首都ソウルの「仁川(インチョン)国際空港」。ソウル郊外の沖合に浮かぶ島にある空港で、2018年に第2ターミナルがオープンしたことで、より利便性が高まりました。市内までの交通は空港鉄道のAREXで約1時間〜1時間半かかります。
騒音問題がないため24時間の離着陸でき、アジアのハブ空港としても活躍。横になって休めるスペースや子どもが遊べるキッズエリアなど、乗り継ぎの利用客のためのサービスも充実しています。無料のシャワーはコロナ禍の影響で2023年4月現在、一部利用できないようですが、夏以降に復活する可能性があるそうですよ。
第6位|香港国際空港(香港)

市街地から約40キロメートル離れた、大嶼島(ランタオ島)にある「香港国際空港」。アジアのハブ空港としての役割も大きく、日本からは日本航空や全日空をはじめキャセイパシフィック航空など、2023年4月現在で数社の直行便が就航しています。空港から市内までは、高速エアポートエクスプレスで約30分。
1998年に開港した空港で、廃棄物のリサイクルやLEDの照明、空気が効率よく循環するよう設計された空調の配置など、地球環境に配慮されたデザインが採用されているのも特徴。高級ブランドやローカルグルメまで、さまざまな店舗がそろっています。
第5位|成田国際空港(日本)

東京の空の玄関口のひとつ「成田国際空港」。2015年開港したLCC専用のターミナルの第3ターミナルは、国内線と国際線のフライトを同じターミナルでアクセスできる構造で、利便性の高さに定評があります。(第1・2ターミナルに発着するLCCもあるので、事前に必ずチェックしましょう。)
東京駅までは60キロメートル以上ありますが、成田スカイアクセス線、京成本線、JR線など複数の鉄道が乗り入れているほか、リムジンバスも利用できます。清潔さに加え、スタッフのサービスや乗り継ぎの利便性に評価が集まっています。
第4位|中部国際空港セントレア(日本)

愛知県の知多半島の沖合に浮かぶ、海上空港の「中部国際空港セントレア」。2005年に開港した比較的新しい空港で、このエリアは自動車産業が盛んなこともあり、ビジネス利用の人も多いそう。空港から名古屋市内までの交通手段は、名古屋鉄道のミュースカイや特急で約30分。空港バスなら約1時間半で名古屋市内まで到着します。
展望風呂付きの銭湯「風 (フー) の湯」やカプセルホテルなどのリラクゼーション施設が充実していることでも知られていますが、2018年には新施設が登場。一部無料で入場できる「フライト オブ ドリームズ」は、ボーイング787初号機の見学やフライトシミュレーターの体験ができるほか、映像やパネル等で飛行機の仕組みを学べる体験施設です。
第3位|ドーハ・ハマド空港(カタール)

中東のアラビア半島の首長国、カタールの首都ドーハにある「ドーハ・ハマド空港」。カタールのフラッグシップキャリア、カタール航空が拠点を置く空港として2014年に開港しました。アジアとヨーロッパの中間にあり、ハブ空港としての利用者も増加中。日本からの直行便は、2023年4月現在、カタール航空と日本航空が運航しています。
空港内はラグジュアリーな空間が広がり、高級ブランドを中心としたショッピング施設やレストランも充実。乗り継ぎ時間が長い利用者には、カタール航空が提供している、トランジットホテルの無料宿泊や無料の市内観光ツアーのサービスも人気です。
第2位|チャンギ空港(シンガポール)

東南アジアを代表する規模を誇る「シンガポール・チャンギ国際空港」。シンガポール空港やシルクエアが拠点を置く空港です。2023年4月現在、日本からは羽田や成田をはじめ、関西や名古屋、福岡からも直行便が運航。市内まで地下鉄を利用して30分弱で到着します。
空港内に、蝶が飛び交う「バタフライガーデン」や、蘭が植栽されている植物園「オーキッドガーデン」、映画館といった、空港とは思えないようなエンターテインメント施設も充実しています。
第1位|羽田空港(日本)

世界の清潔な空港ランキングの1位に選ばれたのは、「東京国際空港(通称:羽田空港)」。2010年に24時間利用できる国際線ターミナルが完成して以来、国際線の発着数が増加しました。都心へ近いという立地のよさも魅力です。京急線やモノレールで都心にアクセスができるほか、リムジンバスが都内近郊の街を結んでいます。
「世界で最も清潔な空港」に加え、「国内線の最も素晴らしい空港」「高齢者、障がいのある方などに配慮された施設」の計3つのランキングで1位を獲得。出発ロビーやゲートラウンジにはキッズコーナーのほか、一時保育サービス(事前予約要)など、家族連れのケアも充実しています。