※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーで、出発日を「月全体」にし「5月」で検索した際の最安価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人 1 名、 往復便、乗継便含む)。2023年4月12日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
1. 人力車で巡る坊ちゃんゆかりの地|松山

夏目漱石の小説『坊ちゃん』の舞台として知られる、愛媛の松山市や道後温泉。このエリアには、“坊ちゃん”と名のつくものがいろいろありますが、松山駅前にある「坊ちゃん列車ミュージアム」もそのひとつ。1954年まで現役だったという伊予鉄道の坊ちゃん列車は小説にも登場し、この地の象徴的な存在です。館内には、伊予鉄道第1号となった機関車の原寸大レプリカも!入場無料なので、気軽に立ち寄ってみてください。
歴史情緒あふれる道後温泉では、人力車で街を巡ってみるのも一興です。明治から大正時代に活躍していたという人力車で道後温泉の名所を巡れば、特別感もひとしお。5月なら爽やかな風を感じながら気持ちよく過ごせるでしょう。有名な道後温泉本館をはじめ、カラクリ時計や飛鳥乃温泉、道後商店街など旅でおさえておきたい場所を案内してくれますよ。車夫さんによるガイドも楽しみのひとつです。

松山空港から車で約1時間、瀬戸内海に面した今治市では、5月にバラの見頃を迎えるスポットがあります。この地域の伝統的な“菊間瓦”の歴史を伝える「瓦のふるさと公園」は、瓦の展示や製造工程のジオラマなど、瓦の歴史を紹介。近年はバラの名所としても人気があり、地元の愛好家たちが公園内でバラを育てているのだとか。5月中旬にはバラまつりも開催予定です。

2. 世界が注目する絶景サイクリングコース|広島
広島県尾道市から瀬戸内海を渡った愛媛県今治市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」は、サイクリングスポットとして大人気。眺望が美しい亀老山展望台や、イルカと触れ合えることで有名な伯方島など、名所が点在しています。アメリカのニュースサイトCNNでは「世界の最も素晴らしい7大サイクリングコース」のひとつとして紹介され、国内外から注目の的。

暑さも本格化しない5月は、サイクリングを楽しむには絶好のタイミング。しまなみ海道以外にも、広島県には「さざなみ海道」や「やまなみ街道」、「しおまち海道」など、多くのサイクリングロードが整備されています。瀬戸内海の温暖な風を感じながら、心地よくアクティブに過ごせるはず。

しまなみ海道の入り口の尾道市では、「千光寺」にも立ち寄ってみてください。大宝山の中腹にあり、ロープウェイで行くことができます。断崖絶壁に建つ、朱色に彩られた舞台づくりの本堂は圧巻! 山頂からは、尾道市街地や瀬戸内海の雄大な景色が楽しめます。

3. 紫陽花&ポピーが咲き誇る名所|宮崎
宮崎県都城市にある「あじさい公園」では、毎年5月から6月にかけて紫陽花が見頃を迎えます。敷地内には約3万本もの紫陽花が植栽されているそうで、あちらこちらに咲く紫陽花を見ながらの散策が人気。標高210m付近にはお城の形をした展望台があり、西に霧島連峰、東に都城盆地の雄大な景色が広がります。季節の花と共に、自然豊かな絶景も必見です。

宮崎県内でもう1カ所、5月のお花スポットとして注目しておきたいのが「生駒高原」。12万平方メートルという広大な敷地内で、四季折々の花々が楽しめる人気スポットです。2023年4月15日(土)〜5月14日(日)はポピーまつりが開催され、楽しいイベントも企画されていますよ。霧島連山を背にしたカラフルなお花畑にはフォトスポットも。園内にはカフェテラスもあるので、のんびりと過ごしてみては?

アクティブに過ごすのなら、屋外レジャー施設「すきむらんど」はいかがでしょう。ここは、小野湖と須木の滝(ままこ滝)を中心に、キャンプ場やバンガロー、温泉などさまざまな施設が点在しています。歩道の斜張橋としては日本一の長さを誇る、大吊り橋も名物。自然豊かな環境で、アウトドア体験を思う存分楽しめます。
4. もう泳げます!|那覇
5月は人気のリゾート地、沖縄県に1万円台で行けるチャンス!沖縄本島には、万座や残波、ムーンビーチなど古くから知られる王道のビーチをはじめ、本島と橋でつながっている瀬底島にある瀬底ビーチなど、空港からは離れていながらも人気のビーチがたくさん。お気に入りのビーチでのんびりと過ごすぜいたくがかないます。

沖縄では2023年3月19日(日)に海開きとなったので、5月ならビーチで過ごすだけでなく、マリンアクティビティも本格的に楽しめます。パラセーリングや水上バイク、バナナボートなどアクティブなスポーツのほか、ヘルメットをかぶって海に潜るマリンウォークも人気です。特別なライセンスも必要なく、気軽に参加しながら沖縄の海の魅力に触れることができますよ。

ビーチだけでなく、海岸線の景勝地もチェックしておきましょう。断崖絶壁の上に草原が広がる「万座毛」は、かつて琉球王国の尚敬王が「万人が座するに足る毛(草原)」だと称賛したことから名付けられた名所。ここに自生している植物群は、県の天然記念物に指定されているのだとか。遊歩道が整備されており、東シナ海の絶景を眺めながら散策も楽しめますよ。
