※新型コロナウイルス感染症の影響により、自治体によっては住民の移動や観光客の受け入れに関して制限を設けたり、自粛を要請したりしている場合があります。方針は随時変更されます。旅行の際は、出発地・目的地の各自治体の公式サイトで最新のガイドラインをご確認ください。
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- もくじ
1. 白い砂浜と穏やかな時間「タンジュン・ルー・ビーチ」|ランカウイ島
マレー半島の西海岸の沖、アンダマン海に浮かぶ「ランカウイ島」は、99の島から構成される珍しい地質構造が残るエリア。自然を大切に保護するため島全体の35%しか開発されておらず、ユネスコ世界ジオパークに認定されています。熱帯雨林の森とビーチという、マレーシアならではの景色が広がります。
島の北東部にある「タンジュン・ルー・ビーチ」は、沖合に浸食によってできたパシール島やガシン島など大小さまざまな島々を望む遠浅のビーチです。入江のようになっているので波もなく、海は常に穏やか。静かな環境でリラックスできます。
満月の日の干潮時には海の中から砂の道が現れ、対岸の小さな島へ歩いて行くことも可能。ちなみに「ルー」というのは西洋松という意味で、ビーチ沿いには西洋松が並び、白い砂浜とのコントラストが美しい絶景を楽しめます。
2. 世界で3番目に大きな島の先端「タンジュン・シンパン・メンガユ」|ボルネオ島
マレーシアとインドネシア2つの国の領土に分かれ、世界で3番目の大きさを誇る「ボルネオ島」。北部のマレーシア領には、ユネスコ世界遺産に登録されているキナバル公園をはじめとする広大な森と、世界有数のダイビングスポットが点在する美しい海もあり、自然を楽しめる人気のリゾート地です。
「ティップ・オブ・ボルネオ(ボルネオの先端)」と呼ばれる「タンジュン・シンパン・メンガユ」は、サバ州都のコタキナバルから車で約4時間のところにあるボルネオ島最北端の地。16世紀に当時世界一周の航海中だったマゼランが、船を修理するために42日もの間停泊していたことでも知られています。
岬の左側に長く伸びる白い砂浜と紺碧の海水が美しいカランプニアン・ビーチでは、シュノーケルやサーフィンも楽しめます。

岬の先端からは、南シナ海とスールー海を見渡すことができ、波で複雑に削られた岩が神秘的。海に沈む美しい夕日の絶景をさえぎるものなく眺められます。

3. 手つかずの自然が残るビーチ|マンタナニ島
ボルネオ島の北西沖に浮かぶ「マンタナニ島」は、コタキナバルから日帰りツアーを楽しむ人も多い小さな離島です。かつてはジュゴンが見られると言われたことから、別名「マーメイドアイランド」とも呼ばれています。ボルネオ島からボートで45分ほど離れているので、海の透明度が抜群。穏やかな波の海に浮かぶカヤックが、まるで空を飛んでいるかのように見えます。
澄みきった海は、40メートル先まで見えるほどの透明度。きめ細かい白砂のビーチは約2.5キロ続きます。自然のままの姿が残る静かな島で、美しい海をどこまでも堪能できる、海好きにはたまらないスポットではないでしょうか。電灯や街の明かりも少ないため、夕焼けや星空もかなりきれいに見られます。
美しいサンゴ礁も多く、ダイビングの穴場スポットとしても注目されているマンタナニ島。運が良ければ、イルカやウミガメを目撃することも! 本格的なダイビングではなくても、ビーチの近くをシュノーケリングするだけで、海の魅力に引き込まれそうです。島には宿泊施設もあるので、オーバーナイトの滞在も可能。デジタルデトックスしながら自然を大いに満喫できますね。
4. 透明な海と朝日の絶景「パシール・パンジャン(ロングビーチ)」|レダン島
マレー半島の東海岸沖合に浮かぶ「レダン島」は、白い砂浜と遠浅のビーチが広がる小さな離島。
1年のうち、11月〜2月頃のモンスーンの時期には島が閉鎖されるため、観光地化があまり進んでおらず自然が多く残っていることで知られています。海の透明度にも定評がありますよ。
島の東部にある「パシール・パンジャン(ロングビーチ)」では、ホテルが立ち並ぶビーチ沖でのシュノーケリングが人気。島の東沖にある無人島周辺は、ナポレオンフィッシュなどの美しい熱帯魚が多く見られるダイビングスポットとして有名です。島の周辺は海洋保護区に指定されているため、手つかずの自然が残っています。
パシール・パンジャンで見逃せない絶景が、ビーチの目の前にのぼる朝日です。パシール・パンジャンのホテルに滞在すれば、透明な海に映る美しい日の出とともに朝を迎えられます。