1. プレミア・イン・ハブ(ロンドン)
ドアノブに「DO NOT DISTURB」サインをかけたり、部屋の温度を調整する必要はもうありません。プレミア・イン・ハブでは、ホテル専用のアプリでコントロール出来るので何かをするのにベッドから立ち上がる必要もないのです。高速wi-fi、いくつものデバイスを同時に充電できるように複数のコンセントが準備されています。機械を使って誰とも話さずワンタッチでチェックインも可能ですよ!
2. Jハウス・グリニッジ(アメリカ、コネティカット)
このホテルをおすすめする理由は、ずばりお風呂。バスタブの目の前に55インチ型テレビが備え付けられており、ゆったりとお風呂に浸かりながらテレビを楽しむことができます。お風呂場の湯気で画面が曇ってしまうようなこともありませんよ。もう一つ嬉しいのが、海外では珍しいTOTOのトイレ。ビデ、暖房便座が完備されています。日本人には嬉しいですね。
3. ホテル・ゼッタ(アメリカ、サンフランシスコ)
ゲーム機が並ぶプレイルーム、ツイートやブログ更新ができる旧型の電話ボックス、レトロなゲームや古い携帯電話のディスプレイなど、ゼッタはメカ好きにとって天国のような場所。その中でも注目されているのがVRキューブです。リアリティルームでハイテクヘッドセットを着用するだけで、バーチャルリアリティを体験することができます。サンフランシスコの街中にいながら、ワシントン州の大自然や海底深くに沈む難破船を訪れることができますよ。
4. ヨーテル(アメリカ、ニューヨーク)
安いホテルは狭いので、スーツケースと荷物を置いたら足の踏み場も無いなんて事もしばしば。タイムズスクエアにあるカプセル型ホテルのヨーテルでは、すぐに使用しない荷物をハイテク収納スペースで預かってくれます。しかも荷物の仕分けは、「ヨ��ット」というロボットが担当。電子チェックインターミナルで鍵を受け取ったら、ヨボットが荷物をロッカーに運びます。ロッカーはガラス張りになっていて、荷物が収納されるところを見ることができます。部屋もハイテク仕様で、電動式ベッドや動作を感知して起動するエアコンなどが設置されています。
5. Mソーシャル・シンガポール(シンガポール)
ルームサービスを注文したいけど、パジャマ姿のままでドアを開けたくないですよね。シンガポールの高級ホテルMソーシャルでは、ロボットがルームサービスを届けてくれます。フロントデスクに電話注文すると、欲しいものをロボットが部屋に届けてくれるのです。気兼ねなくルームサービスを注文することができますね。
6. シティー・ハブ(アムステルダム)
ユースホステルに取って代わる存在として建てられたのが、ハイテクホテルのシティー・ハブ。50ある小さな部屋には、ダブルベッド、wi-fi, ハイテク音楽プレーヤー、アプリで制御可能なムード照明があります。部屋の鍵は腕にはめられる電子リストバンドなので、無くす心配がありません。
7. ヒルトン・マクリーン・タイソンズ・コーナー(アメリカ、ヴァージニア)
近年ハイテク化に力を入れているヒルトン。ネットフリックスやユーチューブが見られるハイテクテレビや、アマゾン専用の配達ロッカーを備えたテックラウンジがあります。専用アプリは部屋の鍵として使うことができ、敷地内に電気自動車の充電スポットが5箇所用意されています。また電話会議用のロボットの「アバ」が常駐していて、会議に参加できない人の顔をディスプレイに映し出してくれます。欠席者に代わってカクテルパーティーに参加することもできるというから、驚きです。
8. エクレストン・スクエア・ホテル(イギリス、ロンドン)
エクレストンは客室に初めてiPadや大画面テレビを置いたホテルの一つですが、それはサービスのほんの一部。他にもハイテク空調システムを導入していて、各部屋の空気をコントロールしています。隣の部屋でどれだけ臭いの強い食事をしていたとしても、あなたの部屋には届きません。また、ヘステンスの高級ベッドを使用しているのも、見逃せないポイントです。様々な角度に調整することができるマッサージ機能も備わっています。そして最も特筆すべきは電話でしょう。各部屋にスマートフォンが用意されていて、滞在中は自由に使うことができます。ヨーロッパと北アメリカ全土に無料で電話がかけ放題とは、うれしいサービスですね。
9. マリオットホテル・ゲント(ベルギー)
一見何の変哲も無いホテルですが、ヨーロッパで最初にロボットにお給料を払ったホテルとして知られています。ロボットのマリオは身長56センチ、体重6キロ、19言語を話す事ができ、ルームサービスを届けるのが仕事です。フロントデスクでルームキーを渡したり、おすすめの食事を紹介することもあります。手話とダンスも得意みたいですよ。
10. カメハ・グランド(スイス、チューリッヒ)
カメハ・グランド・ホテルの部屋はテーマ別に装飾されています。その中でも特別スペシャルなのがスペース・スィート。宇宙に興味がある人なら、絶対に泊まるべき部屋です。宙に浮いたベッド、ミニチュアロケット、宇宙飛行士のグローブに見立てた棚などが目を引きます。部屋に据え付けられた巨大スクリーンは、NASAの宇宙管制センターに繋がっています。ベッドに横たわって、宇宙の不思議を眺められるなんて、とても贅沢ですね。
おまけ 変なホテル(東京)
そして最後はみなさんご存知の「変なホテル」。恐竜型ロボットがフロントデスクでお出迎えです!ここでは最先端のハイテクが盛りだくさん。スタッフは全員ロボットで、いくつもの言語を話すことができます。フロントデスクでチェックイン業務をこなし、荷物を部屋に運びます。優れた顔認識能力のお陰で、宿泊客は鍵を持つ必要もありません。これは日本にしか無いサービスです!