※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーから「最安値の月」で検索した際の最低価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人 1 名、 往復便)。2019 年8月23日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
※本記事に掲載している情報は、2019年8月時点のものです。最新の情報については、各施設公式サイトにてご確認ください。
- もくじ
1.【見る人を幸せにするクリスマスツリー】ニューヨーク(アメリカ)
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(C) Hideyuki Tatebayashi
世界一有名なクリスマスツリーといえば、やはりニューヨークにある、「ロックフェラー・センター」のクリスマスツリーではないでしょうか。ホリデーシーズンには、このツリーを一目見ようと、世界中から多くの人が集まります。
2004年から使用されている頂上で輝く星(Swarovski Star)は、25,000個のスワロフスキー・クリスタルで作成され、直径約3m (10フィート)、重さ250 kg (550ポンド)。ツリーを覆うのは、50,000個ものLEDライトです。
クリスマスツリーとして使用されるもみの木は、ロックフェラー・センターのガーデンチームが全米から選び抜いた1本。樹齢を重ねた巨木は特別なパワーを持っているのか、見る人を幸せにするオーラがあるように感じられます。
「今年も色々なことがあった。良いことも、辛いことも。でも1年乗り越えてきた。来年も頑張ろう。きっと良いことが待っている」そう信じさせてくれる、特別な力を持つツリー。単なるデコレーションに留まらず、見上げる人々に笑顔を与え、来たるべき新年に向かう勇気をくれます。年末のニューヨークの夜空を照らす希望の光が、あなたを招いていますよ。
【スポット情報】
ロックフェラー・センター(Rockefeller Center)
45 Rockefeller Plaza, New York, NY 10111
https://www.rockefellercenter.com/
2.【トナカイがいるカナディアン・ロッキーの森】バンフ(カナダ)
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(C) Travel Alberta
クリスマスは、カナディアン・ロッキーの大自然の中で過ごすのも良いものです。「バンフ国立公園」には、トナカイや大きな角のムースなど野生の動物が生息し、もっとも美しい湖の一つと言われる、エメラルドグリーンに輝く「レイク・ルイーズ」も。
バンフの町は3,000メートル級の山々に囲まれ、神秘的なターコイズブルーの色を湛えたボウ川が流れています。100年以上の歴史を誇る名門ホテル「フェアモント・バンフ・スプリングス」は、森の中に佇む中世のお城のよう。メインロビーやダイニングのインテリアに伝統と格式が感じられ、一度は泊まってみたい憧れのホテルと言えます。
カナディアン・ロッキーの雪景色を眺めながら過ごすクリスマス、いつかは叶えたいですね。
【ホテル情報】
フェアモント バンフ スプリングス(Fairmont Banff Springs)
405 Spray Ave, Banff, AB T1L 1J4 ,Canada
3.【ロンドンの空に浮かぶイルミネーション】ロンドン リージェント・ストリート(イギリス)
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lazyllama/Shuttertsock.com
ロンドン中心部にある「リージェント・ストリート」は、ファッション・ブランドのフラッグシップストアが並ぶショッピングエリア。クリスマスが近づいてくると、1954年以降行われているクリスマスのライティングでストリートが彩られます。点灯式の開催中は歩行者天国になり、セレブリティやDJが参加、花火が打ちあがる華々しさ。300,000ものLEDライトが、夜空を明るく染めます。
2018年は美しいエンジェルのイルミネーションでした。クリスマスショッピングついでに、ぜひ見たいものですね。過去のクリスマスシーズンは、各ショップでホット・チョコレートのサービスやクリスマスのコーラス隊、小さなギフトが配られたので、200周年記念の2019年は何が起こるのか楽しみです。
【スポット情報】
リージェント・ストリート(Regent Street)
Regent Street, Soho, London W1B 5SJ,イギリス
https://www.regentstreetonline.com/
4.【アール・ヌーヴォー建築の老舗デパートのツリー】パリ(フランス)
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(C)Paris Tourist Office – Photographe : Daniel Thierry
世界中が恋する、ロマンティックな都市パリ。エッフェル塔に次いで観光客に人気と言われる、「ギャラリー・ラファイエット」は、ブランド品からお土産まで3,500ものショップがそろう老舗デパートです。
百年の歴史を誇るビザンチン様式のステンドグラスがあしらわれた「クーポール」(ドーム天井)の美しさは、究極のインスタ映え。美しいドームを冠するアール・ヌーヴォー建築の本館は、歴史的建造物に指定されています。
クリスマスシーズン近くになると、パリの美意識が集結したデパートの中央に、天井に届きそうなクリスマスツリーが登場。ツリーは毎年テーマが異なり、このツリーを上から眺められるガラス張りの空中通路もあります。通路の一番端まで行けば、ツリーに手が届きそう。もちろん、クーポール(ドーム天井)を細部まで眺めることもできますよ。パリの優美なデパートのクリスマス。魅力的で出かけたくなりますね。
【スポット情報】
ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette Paris)
40 Boulevard Haussmann, 75009 Paris,France
https://haussmann.galerieslafayette.com/ja/
5.【街全体がクリスマスマーケット】ケルンのクリスマスマーケット(ドイツ)
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現在では、世界各地で開催されるクリスマスマーケット。ドイツ外務省によると、発祥は600年以上前の1393年ドイツ・フランクフルトだといいます。当時のクリスマスマーケットは、「厳しい冬が来る前に日用品を売買する最後の機会」という、生活のためのものでした。
ドイツでは2,500以上ものクリスマスマーケットが開催される中、街全体がクリスマスマーケットといえるほどにぎわうのが、「ケルンのクリスマスマーケット」。市内各所にマーケットが立ちます。特に世界遺産であり世界最大のゴシック建築物でもある「ケルン大聖堂」がライトアップされる前で開催されるマーケットは、クリスマスムードたっぷり。
クリスマスオーナメントやクラフト雑貨などが並ぶマーケットを、お土産探しもかねてのぞいてみましょう。身体を温めるグリューワインも忘れずに。しっかり防寒をして出かけたいですね。
【スポット情報】
ケルンのクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt in Köln)
https://www.koeln.de/tourismus/weihnachtliches_koeln/weihnachtsmaerkte
6.【おとぎの国へ着きそうなクリスマス・トレイン】ブダペスト(ハンガリー)
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ZGPhotography/Shuttertsock.com
ハンガリー・ブタペストでは、クリスマスシーズンになると、おとぎの国へ連れて行ってくれそうなクリスマス・トレインが街中を駆け抜けます。30,000個のLEDライトで飾られた路面電車は、日暮れが早いハンガリーの夜を明るく照らします。
車内もクリスマス仕様に飾り付けしてあり、気分が上がること間違いなし。クリスマス・トレインは、2009年ブダペストの交通会社が始めたと言われていて、12月初旬から約1カ月間、楽しむことができるそうですよ。
童話の中に出てくるような、夜空を走り抜けるイルミネーション・トラム。クリスマスの夢を乗せて走る電車に乗り遅れないようにしましょう。
【スポット情報】
クリスマスライトトラム
https://www.budapestbylocals.com/event/christmas-in-budapest/
7.【サンタクロースが住んでいる夢の村】 サンタクロース村 ラップランド(フィンランド)
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Smelov/Shuttertsock.com
最後は、やはりサンタクロースがいる場所をご案内しましょう。1年のうち200夜オーロラを見ることができるという、フィンランド北部にあるラップランド。オーロラの神秘に包まれるラップランドに、サンタクロースがトナカイたちと暮らしています。
1985年以来、世界中の国々からサンタクロース村のサンタクロース宛に、毎年70万通を超える手紙が届けられます。サンタクロース村の郵便局では、「サンタクロースからの手紙」を届けるため、小人たちが大忙し。サンタクロース村で気に入ったカードを選び、サンタさんにクリスマスまでに書いてくれるようにお願いすると、サンタさんからクリスマス・カードが届きます。
サンタクロースはクリスマスの夜以外どこにいるのかと思ったら、ラップランドにいたのですね。クリスマスまで待てないあなたは、ここでならいつでもサンタさんに会うことができますよ。サンタさんは、サンタクロースオフィスの一番奥の部屋であなたを待っています。
【スポット情報】
サンタクロース村(Santa Claus Village)
96930 Rovaniemi, Finland
https://santaclausvillage.info
あなた好みのクリスマスは見つかりましたか。子供の頃からの憧れを、今こそ実現したいものですね。ただし、海外(キリスト教の国)では、12月25日のクリスマス当日は、ほとんどの施設が祭日のためクローズしますので、訪れる前に目的の施設の営業カレンダーのチェックを忘れずに!