1. 空港に到着する前に
まず、出発する前にやっておきたいことは、ウェブチェックイン。最近では旅行会社で購入した航空券も、パッケージツアーでなければ、事前のウェブチェックインができることもあります。
事前にメールなどが送られてくることもありますので、確認してみてください。だいたいの航空会社は、24時間前からのウェブチェックインが可能ですが、中には72時間前からチェックインできる会社も。
ウェブチェックインの良いところは、空港でチェックインの時間が短縮されることや、行列に並ばなくて済むこと。自分の好きな席に変更できることもあります。
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2. 空港へは余裕をもって行こう
空港には、なるべく2時間以上前に着くことをおすすめします。
チェックインの受付は2時間前から始まり、45分前までに終了という航空会社がほとんど。45分前にチェックインすればいいや、なんて思っても、カウンターの場所がわからなかったり、カウンターに大行列ができていて、ヒヤヒヤすることも。
チェックインした後は出国審査などが待っていますので、余裕をもって到着するようにしましょう。パスポートと航空券、そしてたまに購入した際に使ったクレジットカードの提示を求められるので、そのクレジットカードを忘れずに!
空港到着時間については、こちらの記事もチェック!
「出発の何時間前までに空港に到着すべき?その理由も解説!」
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3. どこのカウンターでチェックインするか確認
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空港に着いたは良いけれど、その広さに圧倒されて、どこへ行けば良いのかわからなくなってしまうこともあります。そこで、まず最初にするのが「どのカウンターでチェックインするのか」の確認です。
航空会社によって、チェックインカウンターが分けれらています。自分のフライトをボードで確認し、カウンターがどこかを確かめます。大概「A」や「B」など、アルファベットが書かれています。
旅行代理店のツアーに参加の場合は、旅行会社のカウンターがあるので、そちらで案内に従ってください。
4. チェックイン
購入航空券のステータスによって、窓口が変わります。エコノミークラスのチケットを購入の場合はエコノミークラス用の列に、ビジネスやプレミアムエコノミーであれば、プライオリティの列に並びます。
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チェックインカウンターでは、パスポートと航空券、ビザなどが必要な国はそれを提示し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
もしウェブチェックインを済ませていれば、チェックインをするためにカウンターに並ぶ必要はありません。家でプリントアウトした搭乗券、eチケットお客様控え、パスポートなど必要書類を持っていれば、直接、保安検査場(セキュリティーチェック)に行くことができます。
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荷物を預ける場合は、ウェブチェックイン専用のカウンターがあるので、搭乗券とパスポートをカウンターで提示し、荷物を預ければ終わり。
機内に持ち込む手荷物は、その際に荷物の大きさを確認されます。もし規定より大きければ、機内に持ち込むことを拒否される場合がありますので、事前に国際線の荷物規定、または各航空会社のウェブサイトなどでチェックしてみてください。
預ける荷物の中に、スプレー缶や充電式バッテリー、マッチやライター、花火など、火薬を使ったものなどがある場合は、荷物を預けられないので、気をつけてくださいね。
5. セキュリティチェック(保安検査場)
チェックインが終わると、いよいよセキュリティチェックです。ジャケットを脱いでトレーに入れ、ズボンのベルトや、ポケットに入っている金属類(携帯電話、鍵、小銭など)もトレーの中に入れます。X線検査装置でのチェックに引っかからないようにするためです。
他にも、ノートパソコン、タブレットパソコンを持っている場合は、それもカバンから取り出し、トレーに入れます。
底の厚い靴を履いていると、検査を受けるために脱がなければならないこともあるので、要注意です。
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手荷物の中に、カッター(先のとがったハサミを含む)やライターが入っていると没収されます。
また、液体は容器1つにつき100ml以下で、それらを1L以下のジッパー付き透明ビニール袋に入れたものを、1人1袋持ち込むことができます。もし、それ以上であれば没収されるので気を付けてくださいね。
もちろん、水などのペットボトル飲料は持ち込めません。もし持っていたら、保安検査場の前に、飲んでしまうか捨てましょう。検査後に買うこともできます。
機内に持ち込める液体物について、詳しくは「国際線機内に持ち込み可能な液体物は?」も確認してみてください。
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6. 出国審査
出国審査カウンターで、パスポートと搭乗券を提示し、日本を出国する手続きを取ります。パスポートに出国印を押印されたら、出国審査は終了。
これで日本を出国したことになります。カウンターを抜けるともう日本ではないので、免税店があるわけです。
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免税店でショッピングを楽しむのも良いですが、飛行機に乗り遅れないように、搭乗時間をチェックしてくださいね。
搭乗時間は搭乗券に書いてあります。出発時間は飛行機が離陸する時間なので、搭乗時間は少し早めなのが普通です。ショッピングに夢中になって、飛行機に乗り遅れた!なんてことがないように、くれぐれも気をつけましょう。
7. 搭乗ゲートに向かう
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搭乗券にはゲートの番号(アルファベットと数字)も書かれています。搭乗ゲートには、搭乗時間より少し前に着いていたほうが良いでしょう。
もし、機内持ち込み手荷物が大きい場合は、遅く搭乗した際、頭上の荷物入れが既にいっぱいになっており、席から遠く離れたところに入れないといけない場合もあります。
この他、空港で気をつけた方が良いポイントについては、こちらの記事にもまとめてあります。
「旅行出発前にチェック!空港でのトラブルを防ぐ10のコツ」
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飛行機に乗って、さぁ、出発です。楽しい海外旅行を!Bon Voyage!