ビーフorチキン?いえ、カレー&ハンバーグです!昨今のANA機内食事情
機内食といえば、まず気になることが、メインディッシュの選択です。ビーフ or チキン?そんな問答が旅の始まりの気分の高揚を誘うと思います。しかし昨今ではアレルギーや宗教、健康上の理由から従来の二択だけでは対応できないシーンが増え始めたため、ANAではメインを肉と魚で構成するメニューが多くなり、路線やクラスによってはベジタリアン用のメニューも登場。2017年9月からはビジネスクラスでメインディッシュメニューに「野菜中心」のメニューが追加される予定とのこと。

さらに多様化されるニーズに応えるべく、ANAでは毎年、エコノミークラスの機内食をユーザー投票で決定する「ANA機内食総選挙」を開催しています。投票券入りのCDなどを購入する必要はなく、FacebookやTwitterなどから投票が可能になります。2016年の結果は、和食部門では「海鮮ちらし丼」が、「すきやき丼」などを抑えて1位に、そして洋食部門で映えあるセンターに輝いたのは、「洋食屋さんのハンバーグ・デミグラスソース フライドエッグ添え」で、なんと4年連続で上位入賞。日本人のハンバーグ好きがうかがえますね。

こちらがそのメニュー。フライドエッグに隠れてちらりと顔を見せるハンバーグに、そのポテンシャルを感じます!今年は、あなたの推しメンならぬ、“推し弁”にぜひ投票してみてくださいね!
日本では人気のあの「丼」がNG?お国柄に見られる見た目への配慮
海外でみるピンクやブルーのケーキなどになんとなく抵抗を感じるのと同じで、日本国内で普通に浸透しているものでも、外国人から見るとNo,Thank you!そんな事例もありました。
かつて、エコノミー総選挙で人気を博し、1位にもなったことがある「しらす丼」🐟。釜揚げ、生どちらもご飯との相性が抜群の人気メニューですが、海外の方からすると「たくさんの魚の目があって受け入れられない」という残念な評判。また、ひじきや海苔など、黒い食材なども受けが悪いそうです。

味だけでなく、見た目でも配慮をおこなう、30,000フィート上空での“おもてなし”。次に機内食を楽しむ機会があれば、こういう部分にも注目してみたいですね。
意外と知らない「軽食」の世界、これを読めばあなたも「軽食」通!
機内食が出てくるタイミングってご存知でしたか?基本的なルールとしては、国際線の長距離路線の場合は2食、北米東海岸は3食、アジア路線は1食+デニッシュサービス、のように取り決めがあります。長いフライトでは機内食だけではお腹が空いてしまったり、口寂しくなることも。そんな時に活用したいサービスが「軽食」。ANAではエコノミーの場合、ギャレー(機内の調理場)にバナナやお菓子などがディスプレーしてあり、そこから自由に好きなものを取ることができます(中~距離路線)。座席の快適さが段違いのプレミアムエコノミーでは、欧州路線でミニラーメン、メキシコ・北米・アジア・オセアニア路線ではミニうどんなど、まさかの汁物を堪能することができます。
注目すべきは、ビジネスクラス。
チキンカツサンドウィッチ、チーズプレート、ANAオリジナル雑炊といった独特のメニューに心を奪われますが、イチオシはあの博多の有名店「一風堂」のラーメン。予想どおり、数ある軽食の中でも一線を画す人気だそう。特に注文の多いとんこつ(そらとん)については、機内でにおいが充満しても平気なようにマイルドな香りに改良され、お湯の沸点が地上と異なる上空でも食感を失わないようにアレンジされた独自の麺。一風堂のスタッフ自らが標高の高い山で、創業者本人も機内で実験をした、そのこだわりはもはや軽食の粋を越えています!
あまりの人気に、昨年実施された国際線就航30周年フライング・シェフイベント(機内で実際にシェフが料理を振舞うイベント)では、「一風堂 ANA機内店」がオープンし、CAの方々も「あいよ!」と一風堂インスパイアな対応をしていたとか。
現在、ファーストクラスとビジネスクラスのサービスではありますが、プレミアムエコノミーでも近々、食べられる日が来るかもしれない?
ドリンクの注文、あなたはどうしていますか?「ウィスキー」+「炭酸水」でできるものは?
ANAはエコノミークラスでも多種多様なドリンクサービスを提供しています。
珍しいものでは、「香るかぼす(※はちみつ入り)」、「野菜だしスープ(茅乃舎)」、ホノルル路線ではパイナップルジュース、インド路線ではチャイなどがありますが、どの路線でも注文できる飲み物で、おしゃれにカクテルを飲むスタイルを楽しめます!例えば、ウィスキーと炭酸でハイボール、ウォッカとオレンジジュースでスクリュードライバー、プレミアムエコノミーなら、シャンパンとオレンジジュースでミモザもつくることができてしまいます!おしゃれな上空のバーをぜひご堪能くださいね。

高度で変わる味覚と、空の上の「お子さまランチ」はデコ弁で決まり!
上空での沸点は100℃ではなく90℃、というお話を聞いて、地上と異なる様々な環境に、味覚も含まれるのでは?と思い、うかがってみました。まず、機内はとても乾燥している為、再加熱調理をした際に味を損なわないような食材の選び方をしているそう。そして乾燥すると匂いを感じる鼻の粘膜の働きが鈍くなり、すなわち味覚にも影響が表れることになります。結果、塩味に対する感覚が薄くなるため、地上で同じものを食べると濃く感じるのだとか。そんな味や環境の変化に敏感なのは、大人よりもむしろお子さま。機内でもご自宅と変わらず、好き嫌いなく食べてもらうための工夫がこれまた、こだわりにこだわっていました!
ANAではお子さま用の機内食は、なんとデコ弁。
春はお花、冬は雪だるまなどをモチーフにした見た目もかわいいお弁当を、実際に幼児のお子さまをもつパパママシェフチームが心をこめて開発してくださっています!あえて子どもが苦手なグリーンピースやニンジンを取り入れたという、食育の観点が素晴らしいですね。
いかがでしたか?今回取材に応じて頂いたANA(全日本空輸)のみなさんの機内食にかけるこだわりと思いの数々。旅の最初と最後を飾る、大事な「食」のエンターテインメントは、私たちの知らないところで時代やニーズに合わせたイノベーションが常に起こっていたようです。次にANAの機内食を楽しむ機会があれば、この記事の裏技も思い出して、120%空の旅をお楽しみくださいね!
スター・ウォーズファンに朗報!ANA「スター・ウォーズ」プロジェクト C-3PO機にピンポイント搭乗するチャンス!
今冬12月15日に公開される『スター・ウォーズ エピソード8 / 最後のジェダイ』が早くも話題沸騰中!ANAでは2015年10月より、『スター・ウォーズ』とのスペシャルプロジェクトを開始しており、R2-D2やBB-8模様の特別機が国際線にて運行していますが、いつ、どのタイミングでその素敵な機体に乗れるかは運次第。しかし、スター・ウォーズファンのあなたに朗報。
R2-D2と同じく人気を博しているC-3PO模様の特別機が今夏、国内線一部区間で運行します!
しかも、路線や便も確定しているので、ピンポイントで搭乗するチャンス。
キャンペーン期間、乗客には搭乗証明書をはじめ、抽選でスター・ウォーズグッズのプレゼントもあり、ファンなら見逃せない!
■ANA スター・ウォーズプロジェクト
■C-3PO ANA JET就航スケジュール
運行スケジュールをご確認の上、ご予約を!
取材協力:ANA(全日本空輸株式会社)
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キャセイパシフィック航空が提供する上空の瓶入りクラフトビール
香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」に、機内食のこだわりについてお聞きしました。高度35,000フィート上空で味わえるこだわりのクラフトビール、羽田ラウンジで味わえる担担麺などをご紹介。
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