※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーから「最安値の月」で検索した際の最低価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人 1 名、 往復便)。2019 年4月21日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
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10位:チューリッヒ空港(スイス)
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チューリッヒ郊外のクローテンに位置するチューリッヒ空港は、スイス最大の空港。清潔さ、交通の利便性、セキュリティチェックなどが評価されており、空港からチューリッヒ中央駅までは、鉄道でわずか10分強。到着後すぐに観光をスタートできますね。
スイス(チューリッヒ)行きの航空券を確認 往復65,079円〜9位:成田国際空港(日本)
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千葉県成田市にある成田国際空港は、日本を代表する国際空港。東京駅まで60km以上と、立地面ではハンデがあるものの、清潔さやスタッフのサービスレベル、乗り継ぎの利便性などが評価され、9位にランクインしました。「世界のベスト空港スタッフ(World’s Best Airport Staff 2019)」では見事第1位を獲得しています。
8位:ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)
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イギリスのロンドン西部に位置するヒースロー空港は、ヨーロッパを代表するハブ空港の一つ。特に評価されている点が、ショッピング施設などのターミナルの充実度。ロンドン・ヒースロー空港の第5ターミナルは、世界の空港ターミナルを評価する「World’s Best Airport Terminals」ランキングで第1位に選ばれており、第2ターミナルも第4位に輝いています。
イギリス(ロンドン)行き航空券を確認 往復66,725円〜7位:ミュンヘン空港(ドイツ)
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南ドイツの空の玄関口が、ミュンヘン空港。規模ではフランクフルト空港に劣るものの、スタッフのサービスレベルやターミナル施設が評価され、7位を獲得しました。旅客数別のランキングでは、年間利用者4000万~5000万人部門で世界1位に輝いています。
ドイツ(ミュンヘン)行き航空券を確認 往復70,232円〜6位:中部国際空港セントレア(日本)
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2005年、愛知県常滑市に開港した中部国際空港セントレア。清潔さやスタッフのサービスレベルなどで高評価を得、世界の地方空港を評価する「World’s Best Regional Airports」ランキングで1位を獲得しました。
名古屋行き航空券を確認 往復12,932円〜5位:香港国際空港(香港)
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香港の香港・赤鱲角島(チェクラップコク島)に造られた、香港国際空港。キャセイパシフィック航空や香港航空が本拠を置くハブ空港で、乗り継ぎの利便性、清潔さ、スタッフのサービスレベルなどが評価され、総合評価で堂々の5位にランクインしました。
現在の空港が開港したのは、1998年のこと。年間利用者数は7000万人以上で、世界トップ10に入ります。香港を目指してやって来る旅行者はもちろん、乗り継ぎ客にも利便性の高い空港で、高級ブランドからファストファッション、ローカルグルメまで、多彩なショップやレストランがそろっているので、待ち時間も飽きずに過ごせます。
エアポートエクスプレス(高速列車)を利用すれば、市内中心部まで20分程度というアクセスの良さも魅力。乗り継ぎ利用でも、待ち時間がたっぷりあるなら、一度市内に繰り出して、香港観光を楽しむのもいいでしょう。
香港行き航空券を確認 往復17,060円〜4位:ドーハ・ハマド国際空港(カタール)
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近年存在感を増しているのが、カタールの首都ドーハにあるハマド国際空港。カタールのフラッグシップキャリア、カタール航空が本拠を置く空港で、ヨーロッパまでの経由便が安いことから、日本人の利用者も増えつつあります。
2014年にオープンした空港は、資源国家だけあって、ゴージャス感満点。高級ファッションブランドを中心に、ショッピング施設やレストランも充実しています。今回のランキングでは、清潔さや乗り継ぎの利便性が評価され、総合4位という結果になりました。
中東のハブ空港として、乗り継ぎ客を増やす戦略を採っているため、乗り継ぎ客向けのサービスも充実。カタール航空では、一定以上の待ち時間がある乗り継ぎ客のために、無料のトランジットホテルや市内観光ツアーを用意しています。
カタール(ドーハ)行き航空券を確認 往復142,178円〜3位:仁川国際空港(韓国)
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韓国・ソウル近郊、仁川広域市に位置する仁川国際空港。大韓航空とアシアナ航空が本拠を置く大空港で、世界の空港ランキング上位の常連です。2019年版では、清潔さやスタッのフサービスレベル、乗り継ぎの利便性などで高評価を獲得。中でも、世界の乗り継ぎ空港を評価する「World’s Best Transit Airports」ランキングでは、第1位に輝いています。
東アジアのハブ空港として、乗り継ぎ客を重視する方針を採ってきた仁川国際空港。それだけに、無料のシャワーやマッサージチェア、無料トランジットツアーなど、乗り継ぎ客向けのサービスは十分すぎるほど。免税ショップやレストランはもちろん、韓国の伝統文化を体験できる韓国伝統文化センターもあり、待ち時間を飽きさせない工夫が満載です。
日本人にとっては、日本の地方空港からの接続の良さも魅力。東南アジアやヨーロッパへの中継地点として利用したことがある人も少なくないはずです。
韓国(ソウル)行き航空券を確認 往復14,217円〜2位:羽田空港(日本)
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2位にランクインしたのが、利用客数日本最多を誇る東京・羽田空港。都心に近い好立地に加え、近年ではLCCを含む国際線の運航本数も増え、さらに利便性が高まっています。旅客数別のランキングでは、年間利用者7000万人以上の部門で世界トップに君臨しています。
スタッフのサービスレベル、国内線、乗り継ぎの利便性、ターミナル施設など多方面で高評価を得ている羽田空港ですが、特筆すべきが清潔さ。羽田空港は、「世界で最も清潔な空港」ランキングで第1位に輝いているのです。成田国際空港・中部国際空港セントレア・関西国際空港も同ランキングでトップ10入りしており、日本人の綺麗好きな国民性が功を奏した結果と言えそうです。
1位:チャンギ国際空港(シンガポール)
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世界の空港ランキングで総合第1位に輝いたのが、シンガポールのチャンギ国際空港。東南アジアを代表するハブ空港で、シンガポール空港やシルクエアなどが本拠を置いています。1981年の開港以来、高い評価を得ており、これまでに400以上の賞を受賞してきました。
清潔さ、スタッフのサービスレベル、ターミナル施設、乗り継ぎの利便性などの各項目で高く評価されており、「クラウンプラザ・チャンギ」は、世界のベストエアポートホテル「World’s Best Airport Hotels」の第1位を獲得しています。
乗り継ぎ客を重視する戦略から、ショップやレストランなどのターミナル施設が充実しているのはもちろんのこと、乗り継ぎ客向けの割引クーポンやバウチャー、無料のトランジットサービスも。さらには、1000種を超える蝶が見られる「バタフライガーデン」や700種を超える蘭が植えられている「オーキッドガーデン」、映画館など、乗り継ぎ時間を楽しく過ごすための施設にも事欠きません。
空港から市内中心部までは、MRT(地下鉄)で20~30分。小さな都市国家だけに見どころがコンパクトにまとまっているので、待ち時間が長ければ、個人で街に出てシンガポール観光を楽しむのもいいですね。
シンガポール行き航空券を確認 往復37,454円〜
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世界の空港ランキングを見てみると、上位の空港はターミナル施設だけでなく、清潔さや人的サービスにも気を配り、さらには乗り継ぎ客のための特別サービスやエンターテインメントも用意していることがわかりました。
それにしても、トップ10に日本の空港が3つもランクインしているのは、誇らしいこと。「世界で最も清潔な空港」と評価された羽田空港をはじめ、特に清潔さでトップクラスの評価を得ているところが日本らしいと思いませんか。