1.スリッパ ビジネスクラスでは大抵用意されている機内用スリッパ。最近ではエコノミークラスでも長時間フライトではもらえることもありますが、底が薄く、一度履くともうおしまいということも。長時間フライトの場合、トイレに行くときや、ストレッチのために席を離れことが何度かありますし、日本人はやはり靴を脱いだ方がリラックスもできます。渡航先のホテルでも、用意されているところとそうでないところがあるので、お気に入りのスリッパを用意しておくと何かと便利です。
2.歯ブラシセット 歯ブラシを機内に持ち込めば、機内食を食べた後に歯も磨けて、安心して眠ることができますね。こちらも、最近ではエコノミークラスでも配られることが増えてきましたが、使い慣れたものがあると安心ですよね。スリッパ同様に、渡航先のホテルにないこともあるので、用意しておくとよいでしょう。
3. ガムやあめ 機内で歯磨きなんてしたくない、という人もいるでしょう。そんな人は、ガムがあればお口の中がスッキリします。喉のイガイガには、あめをなめることが効果的です。それだけでなく、ガムを噛んだり飴をなめていると、自然と耳抜きができます。
ただここで注意したいのが、シンガポールは法律でチューインガムの持ち込みが禁止されているということ。またオーストラリアやハワイへ行く際も飛行機への持ち込みは問題ないですが、飛行機から降りたあとには入国前に申告が必要です。(※2019年7月現在)
このように、国によってルールが異なるので、渡航前にチェックするようにしましょう。
4.靴下 機内が寒いと感じたことはありませんか?体が冷えたときには、お腹と三つの首(首、手首、足首)を温めるとよいと言われています。ブランケットでお腹と首、手首は覆えて温かくなりますが、足首はなかなか温めることができません。そこで、少し厚手の靴下を履けば、足元から体が温まります。
そしてもうひとつ。エコノミークラス症候群を避けるために、着圧ソックス(フライトソックス)も効果的とされています。着圧ソックスは下から上へ血液を送り返すことを補助するとともに、脚の下のほうに血が溜まるのを防ぐ効果が期待できるとされています。
5.イヤホンもしくはヘッドホン フライトの楽しみのひとつに、機内エンターテイメントがありますね。海外の航空会社だと、まだ日本に公開される前の映画を観ることができることもあるので、ちょっと得した気分になります。もちろんヘッドホンは配られますが、耳にフィットしないこともあるかもしれません。ただでさえ飛行機のエンジン音や振動音、また人の声などでざわざわしていて聞き取りにくいのに、楽しみが半減してしまいます。
いつも使っているイヤホンだと、自分の耳にフィットしていますし、衛生面が不安という人も安心できるでしょう。
旅慣れた人が持っていくのが、ノイズキャンセリング機能がついたイヤホン。耳栓をするよりも騒音がシャットアウトされるので、映画を観ていなくてもずっと付けたままにしているという人もいます。
6.充電ケーブル スマホやタブレットにずっと観たかった映画やテレビ番組をダウンロードしておけば、長時間フライトも苦になりません。ただ、スマートフォンで音楽を聴いたり、ゲームをしているうちに、すぐにバッテリーがなくなってしまいますよね。
現在は座席にスマートフォンの充電もできるUSBポートがついている機体も多くあるので、充電ケーブルを機内に持ち込みましょう。充電しておけば空港についてすぐに携帯電話を使うこともできます。
7. Ballpoint pen In some countries, you must submit an immigration card and customs declaration when you enter the country. Then, when returning to Japan, you must submit a customs declaration to Customs. Write down the necessary documents on board to ensure a smooth immigration procedure after you get off the plane. At that time, you will need a ballpoint pen, so it is convenient to put it in your bag.
8.マスク 乾燥する機内では喉を痛めやすいので、注意が必要です。これから旅行の始まりだというのに、行きの飛行機で風邪を引いてしまっては台無しですよね。
マスクには口内や鼻の中の湿度を保つ効果があるので、飛行機では着用しておくと安心です。
また普通のマスクよりもおすすめなのが、濡れマスク。普通のマスクでも、水をもらったときにマスクに少し水をたらして湿らせておけば、乾燥を防ぐことも可能です。マスクではなく、濡らしたコットンを直接鼻の下に少し当てておくという人もいます。
機内はかなり乾燥していますので、水分をこまめに取りながら、鼻や喉を乾燥させないように努めたいですね。
9.一日分の下着 乗り継ぎ便の場合など、時々起こるのがロストバゲージ(預け入れ手荷物の盗難や紛失)。航空会社によっては、非常用の最低限のものが入ったトラベルキットをくれることもありますが、お金が支払われるだけ、というケースも少なくありません。お金があっても、現地のホテルについた頃には夜中で、買い物に行きたくてもお店が閉まっているということもありえます。
なので、一日分の下着を機内持ち込み手荷物に入れておくことをおすすめします。南の島や、プールがあるホテルに泊まる予定であれば、下着の代わりに水着を入れてもいいでしょう。
こちらの記事も参考にしてみてください。「ロストバゲージを防ぐコツと、遭遇したときの対処法」
10.少量の化粧品セット いつも使っている化粧品を、小さなボトルやケースに入れておくと便利です。スキンケア用品はこまめにつければ、乾燥する機内でも快適に過ごせます。
ただし、国際線の機内に化粧品などの液体物を持ち込む際は、容量制限などのルールがあるので注意しましょう。
詳しくは、こちらの記事をチェック:「国際線機内に持ち込み可能な液体物は?」
10個のリストの中で参考になるものはありましたか。
機内で必要になるものはポーチにまとめて座席ポケットに入れておくと、必要になる度に座席上部の荷物入れからいちいちバッグを取り出したり、バッグの中をゴソゴソと探したりする手間が省けます。
飛行機に乗る時間も楽しい旅のひとときになるといいですね!