セネガルでの休暇

旅行者数と座席クラス

アフリカ最西端の国、セネガルの魅力は世界トップクラスの波と新鮮な大西洋の恵みに留まりません。ダカールでは「ジャンベ」ドラムが活気あるストリートライフのサウンドトラックを奏で、内陸のサファリではチンパンジー、ゾウ、大型肉食動物に出会うことができます。さらに足を伸ばせば、マングローブ林や山麓に隔離された部族のコミュニティを訪れることもできます。

セネガルの人気の見どころ

ダカール

現代アフリカ美術、色とりどりのお祭り、歴史的な遺産など、アフリカならではの文化を満喫できるのが、セネガルの首都ダカールです。

セネガル観光のハイライト

野生動物観察

西アフリカに生息する絶滅危惧種の保護区として知られるニオコロ・コバ国立公園は、世界遺産にも登録されています。この広大な公園では、湿地帯や竹林、草原のサバンナを探索しながら、ヒョウ、ライオン、ゾウなどの野生動物と出会うチャンスがあります。バードウォッチングなら、ジュジュ国立鳥類保護区へどうぞ。世界最大級の白ペリカンのコロニーを含む数百万羽もの渡り鳥が集まり、ヨーロッパとアフリカを渡る壮大な旅の途中で羽を休める光景を見ることができます。

賑やかな市場

セネガルの市場は、色とりどりの品々が並ぶ活気あふれる場所です。伝統的なサンドアートや鮮やかなバティック生地、オーダーメイドの服を探すならHLM市場がおすすめです。また、新鮮な海産物を求めるなら、スンベディウーヌの漁師街がぴったりです。漁師たちは午後になるとその日の漁獲物を市場で販売し、活気ある雰囲気を楽しめます。市場では物々交換も可能です。地元の人々を撮影する際は必ず許可を得るようにしましょう。

部族の文化

毎年11月に開催されるダカールの大カーニバルは必見です。この華やかなお祭りでは、火飲みや迫力ある太鼓演奏、色とりどりの趣向を凝らした衣装の人々を見ることができます。また、格闘技が収穫祭や戦いの準備として行われていた格闘技をダカールで観戦するのもおすすめです。辺境の部族の多くは旅行者は温かく迎え入れています。例えばバサリ地方にあるイウォル村のベディク族を訪れる際には、事前に村長への面会を申し込みましょう。

セネガルへの旅:出発前の基本情報

ビーチ

セネガルの数百キロにわたる黄金の海岸線には、まさに楽園のようなビーチが点在しています。ダカールのコパカバーナ・サーフ・ヴィレッジは、サーフィン愛好者にとって魅力的な波が楽しめることで国際的に知られたコミュニティへと成長しました。また、ヤシの木が生い茂るキャップ・スキリングのビーチでは、南国の雰囲気を満喫することができます。

自然

都会の喧騒に疲れたら、ロンプール砂漠の静けさに身を任せてみましょう。伝統的な食事に舌鼓を打ち、燃え盛る火を囲んで太鼓に合わせて踊ったら、ラクダと一緒に星空の下でぐっすりと眠ることができます。ジョアルの沖合にあるファディウートは、地面の至るところが貝殻で覆われた通称「貝殻島」です。

料理

セネガル料理は多様な民族文化やフランス統治時代の影響を色濃く反映しており、レストランでは新鮮な大西洋産の魚介類を、山盛りのお米やクスクスと一緒に楽しむことができます。特におすすめはトマトと野菜を豊富に使った、国民食のセネガル風炊き込みご飯「ティエブディエンヌ」です。手づかみで食べる習慣があるので、現地の人にならってぜひ挑戦してみましょう。

文化と美術・博物館

ダカールからフェリーで上陸できるゴレ島は、セネガルでも最も重要な歴史的観光地であり、ユネスコ世界遺産にも登録されています。ここにある「奴隷の家」は、大西洋を横断する奴隷貿易の歴史を象徴する場所で、多くのアフリカ人がここから旅立った悲しい過去を伝える記念碑となっています。ダカールではIFANアフリカ芸術博物館を訪れ、西アフリカ全域から収集された儀式用の仮面や工芸品を堪能しましょう。

ベストシーズン

セネガルを訪れるのに最適な時期は11月~5月の乾季です。2月以降は気温が上昇しますが、暑さに耐えられるなら5月の旅行を予約してサン・ルイで開催されるアフリカ最大のジャズフェスティバルを満喫しましょう。7月になると街の河口は色とりどりの「ピローグ」と呼ばれる木造漁船で埋め尽くされ、レガッタが開催されます。

お得に楽しむ

セネガルへの格安旅行は比較的簡単に実現できます。安価なレストランでの食事は平均して3,000西アフリカCFAフラン(CFA)程度で、国産ビールはその半額以下で購入できます。タクシーも短距離なら2,000CFA程度で移動可能です。ホテルは1泊¥2,078から予約できます。