ヘルシンキ 旅行・観光

バルト海沿岸にあるフィンランドの首都は、ちょっと小さめな規模に収まり、スカンジナビアのクールさと地球ファーストの姿勢を融合させています。この街の世界に冠たるデザインとアートの世界のすばらしさ、そして北欧の伝統を堪能すれば、ヘルシンキで最高の旅行を楽しめます。改装されたミュージアム、島の風景、今まさに花開きつつあるカフェ文化をお楽しみください。そしてヘルシンキ観光の目的が何であったとしても、街の有名なサウナの1つを必ずお試しください!

ヘルシンキ 旅行のハイライト

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建築とデザインの街

この街は、そのデザインと建築で世界的に有名です。カール・ルートヴィヒ・エンゲルによる帝国時代の象徴、白くて壮大なヘルシンキ大聖堂を探索しましょう。機能主義建築で建てられたオリンピックスタジアムに向かい、スタジアムタワーを登り、街を見渡してください。木材、ガラス、スチールを用いた現代建築の傑作であるヘルシンキの中央図書館「オーディ」をお見逃しなく。

島を冒険

ヘルシンキへの旅は、いくつもの島でのアドベンチャーなしには成り立ちません。フェリーに乗って、合計で300以上あるヘルシンキの群島を探索しましょう。スオメンリンナの何世紀にもわたる要塞はユネスコの世界遺産に登録されており、市内からボートでわずか20分です。絵画のように美しいビーチやバードウォッチングを楽しむには、わずか10分で行けるピヒラヤサーリ島を訪問してください。

サウナ体験

ヘルシンキでの最高の旅行と、熱気は欠かせません。北欧のサウナ体験は1つの生活様式であり、浄化と社交の両方の意味合いを持ち、リラックスして若返った気分にさせてくれます。ウォーターフロントにあるスタイリッシュでモダンなサウナ「Loyly」で、サウナ文化を学びましょう。または、ヘルシンキ市内に残る最後の薪による伝統的な公共サウナ、「コティハルユサウナ」をお試しください。

ヘルシンキ:出発前の基本情報

言語

フィンランド語、スウェーデン語

通貨

ユーロ(€)

タイムゾーン

UTC+2(東ヨーロッパ時間)、UTC+3(東ヨーロッパ夏時間)

ハイシーズン

6月~8月

オフシーズン

1月~2月

ヘルシンキ 旅行のベストシーズン

ヘルシンキの気候

3月~5月:冬の雪は3月まで残り、5月には気温が上昇します。ヌウクシオ国立公園に向かい、咲き乱れる野花の中でトナカイに餌をあげましょう。レインコートと重ね着用の服を忘れずに荷物を整えて。

6月〜8月:穏やかな気候で、サウナと海を楽しむことができます。長い夏に日には、この2つのアクティビティが人気です。時折雨が降り、夜は涼しくなることがあります。

9月~11月:秋には雨が頻繁に降り、強風が吹くことがあります。初期は金茶色の森でハイキングやサイクリングを楽しめますが、11月には雪が降り、日照時間が短く、暗くなることを覚えておきましょう。

12月~2月:大雪と氷点下の気温になるため、保温性と防水性のある服が必須です。スノーモービルサファリで凍ったフィンランド湾を探索し、オーロラを見逃さないようにしましょう。

ヘルシンキのイベント

真夏(6月):夏至は、食べて、飲んで、自然と一体となるときです。公式なお祝いはセウラサーリ島で催され、新婚カップルがワルツを踊ってから焚き火に火をつけます。自分用の花かんむりをお忘れなく。

フロー・フェスティバル(8月):旧発電所を舞台とした、雰囲気満点の音楽フェスティバル。世界的なスーパースターと新進気鋭のアーティストが混じり合い、夏の音楽イベントのひとつとして定着しています。

ヘルシンキ・バルト海ニシン市場(10月):ヘルシンキの漁師たちは、1743年以来ここで漁獲品を披露し、冬への備えを整えます。この地元で人気のイベントで、長持ちするように漬けたり、揚げたり、またライ麦パンのスライスの間に挟まれたニシンをご賞味ください。

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ヘルシンキの最高のエリア

カンピ

カンピは、ヘルシンキでのフィンランド人の生活を肌で感じられるエリアです。主要なアトラクションへのアクセスが良く、交通の便も発達しています。カンピ・ショッピングセンターとその中にある数多くのバーやレストラン、ショップは、ヘルシンキでの利便性とカルチャーに触れたい方に最適な滞在エリアの1つです。

〈おすすめ〉ショッピング、ダイニング、バー

クルーヴィ

ヘルシンキのダウンタウンに位置し、賑やかな文化と商業の中心地であるクルーヴィは、中央駅から徒歩数分です。ヘルシンキ大聖堂やアテネウム美術館などの主要な観光スポットが近くにあります。周辺にはカフェ、バー、ショップがたくさんあり、フィンランド国立劇場もあります。新鮮な空気を求めるなら、市内最古の公立公園、カイサニエミ公園で空いているベンチを見つけましょう。

〈おすすめ〉カフェ、ショッピング、公園

カールティンカウプンキ

海辺の景色がお好きなら、市内中心部とバルト海の中ほどに位置するカールティンカウプンキのロケーションは見逃せません。ウォーターフロントの素晴らしいパノラマが楽しめ、ボートツアーにも簡単にアクセスできます。このエリアには、高級料理を楽しめる最もエレガントなレストランもいくつかあります。カールティンカウプンキは、ヘルシンキのシックなブティックやカフェの近くに滞在したい方にぴったりのエリアです。

〈おすすめ〉ウォーターフロントの景観、ブティック、レストラン

ヘルシンキのおすすめアクティビティ

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ショッピング

ヘルシンキでのショッピングは、誰にでもおすすめです。デザイン地区を散策して、この都市が持つデザインへの愛をもっとよく理解しましょう。通りにはブティックショップ、アートギャラリー、スタジオが並んでいます。またはマーケット広場に向かい、この世界的に有名なマーケットで地元の食べ物、ギフト、お土産を見つけて持ち帰りましょう。

おすすめフードスポット

ヘルシンキのレストランでは、北欧の味が世界の料理のトレンドと融合しています。サステナビリティを重要視しているレストラン「Nolla」で、旬の地元食材をご堪能ください。レストラン「Olo」ではちょっと奮発して、ミシュランの星付きメニューを楽しみましょう。または、「Meripaviljonki」の水面に浮かぶレストランで新鮮なシーフードを味わいながら、眼前に広がる景色をお楽しみください。

文化に触れる

ヘルシンキのミュージアムは、この街の最大の魅力の一つです。ヘルシンキ市立博物館で郷土史を学びましょう。アテネウム美術館では、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌの作品を鑑賞できます。アモス・レックスの未来的な建築に足を踏み入れて、フィンランド・アートの折衷的なコレクションをご覧ください。夏期には、セウラサーリ野外博物館でフィンランドの田舎の伝統と民俗生活を知ることができます。

ナイトライフ

夜になると、この北欧の街は活気づきます。市内中心部の「Milliklubi Bar & Disco」などの活気にあふれたクラブで夜通し踊り明かしましょう。トレンディな客層に人気のプナヴオリ地区の賑やかなバーでは、最先端の音楽と風変わりなカクテルが主役です。ヘルシンキでボヘミアンなナイトライフを楽しみたいなら、Kallioに向かいましょう。よりリラックスした雰囲気を味わえます。

無料のおすすめアクティビティ

ヘルシンキで、無料のアクティビティを探し回る必要はありません。ウィンターガーデンの室内植物と近くのローズガーデンを探索しましょう。街を散策して、ヘルシンキで最も古い建物群がある元老院広場などの観光スポットを見学するのもおすすめです。また、街の緑豊かな公園でリラックスするのも良いでしょう。

家族向けのおすすめアクティビティ

家族でヘルシンキを楽しむときに、退屈という言葉は存在しません。フィンランドのサイエンス・センター「ヒューレカ」のインタラクティブな展示で、子どもたちの好奇心を刺激しましょう。アクション満載の午後をお望みなら、フィンランド最古の遊園地、リンナンマキを訪れてください。忙しく過ごした後は、ヒエタランタビーチ(別称ヒエツ)に向かい、ピクニックや砂の城を建てて楽しめます。

ヘルシンキ 旅行を計画

お得に楽しむ

広大な公園、歴史ある市場、その他の無料のアトラクションがたくさんあるため、ヘルシンキへの格安旅行を計画するのは簡単です。朝のカプチーノは通常4ユーロ(€)程度です。安価なレストランでの食事は約16ユーロです。伝統的なサーモンスープをお見逃しなく。1日の終わりには、8ユーロの地ビールで乾杯しましょう。

ヘルシンキ発の日帰り旅行

フェリーで2時間ほどバルト海を横切ると、ヨーロッパで最も保存状態の良い中世の街並みが残るエストニアの首都タリンに到着します。中世以来続いている市庁舎の薬局には、興味深い品々が揃っています。フィンランドに戻ってきたら、フィンランドデザインの最高峰を揃えるアーティストたちの楽園、ギャラリーもある「フィスカース」に向かいましょう。

ヘルシンキでの移動

ヘルシンキは比較的コンパクトで、観光スポットまで徒歩で簡単に行くことができます。または、自転車を借りて、十分に整備された自転車道を利用することも可能です。バス、路面電車、電車、フェリーが、市内、市外の至る所まで運行しています。ヘルシンキカードを使うと、公共交通機関が無料になり、観光スポットへのアクセスも可能です。ただし、デジタルバージョンでは交通機関無料特典はありませんのでご注意ください。

ヘルシンキ 旅行に関するよくある質問

最も雨の多い月は7月で、平均降雨量は90ミリです。しかし、曇り空でヘルシンキの旅が退屈になることはありません。ショッピングや博物館の探索、長いランチを楽しむなど、屋内でも楽しめることがたくさんあります。
ヘルシンキへの3日間の旅行では、雰囲気を味わい、市内の主要な観光スポットを訪れ、フィンランドの文化を楽しむことができます。1週間滞在すると、自分のペースで探索したり、島巡りを楽しんだり、周辺エリアを訪れたりする時間をさらに確保できます。
ヘルシンキでのシティーブレイクにかかる費用は、出発地、旅行時期、選択したホテルなどによって異なります。ヘルシンキ旅行の航空券やホテルは通常、繁忙期には高額になりますが、閑散期に旅行を計画すれば節約することができます。
ヘルシンキで最も暖かい時期は7月で、気温は最高26℃に達します。
ヘルシンキは休暇を過ごすのに最適な場所です。コンパクトな都市構造により、徒歩や自転車での移動が簡単で、公共交通機関も使いやすくなっています。夏でも雪の降る冬でも、さまざまな見どころやアクティビティがあり、誰もが楽しめる何かが見つかるはずです。
気候が穏やかな時期に観光スポットを楽しむなら、ヘルシンキ旅行のベストシーズンは6月から9月中旬の夏です。ウィンタースポーツが好きな方は、フィンランドは通常11月から4月にかけて雪が降りますが、日が短くなります。9月と10月はヘルシンキ旅行がお得になる時期です。
ヘルシンキ旅行を1月に計画すると、最も涼しい時期に訪れることができます。気温はマイナス12度まで下がります。
ヘルシンキ旅行中に使用する通貨はユーロ(EUR)です。支払い時に柔軟に対応できるよう、現金とカードを両方持っていくことをおすすめします。
ヘルシンキで最もよく使われている言語はフィンランド語とスウェーデン語です。
ヘルシンキは一般的に安全な場所ですが、どの旅行先でもそうであるように、常識的な対策を講じましょう。特に混雑した観光エリアでは周囲に注意を払い、貴重品は見えないように安全に保管してください。また、ヘルシンキでの休暇中は、可能な限り公式の交通機関を利用することをおすすめします。