河内藤園

世界中で有名になった河内藤園。敷地面積約3,000坪のこの藤園は、春の藤と秋の紅葉の時期にだけ、一般の入園が可能になっています。驚くべきことは、私営の藤園だということ。来場者が増えすぎると藤が痛むという理由から、自ら宣伝をせず大切に藤を育て、守られてきたこの藤園。しかしその美しさが口コミで広がり、海外サイトで紹介されたことでさらに人気のスポットとなりました。
春の藤だけでなく秋の紅葉の時期も、紅葉したもみじでトンネルのようになっている小道を散策します。樹齢30年ほどのもみじが約700本、中には70~80年が18本もあり、約一時間ほどの道をゆっくり歩きながら、紅葉を楽しむことができます。
住所:福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48
TEL:093-652-0334
紅葉の開園時期:11月中旬~12月初旬
紅葉の開園時間:9時~17時
公式ホームページ:http://kawachi-fujien.com/
アクセス方法:北九州空港からは高速道路を使って車で50分程度。JR八幡駅から車で20分程度。
皿倉山ケーブルカー

標高622mの皿倉山にある西日本最長級のケーブルカー。山麓駅から山上駅までは全長1100m、標高差440mを約6分間。車窓からは見事なパノラマ景観が楽しめます。山上駅から360度ビューのスロープカーに乗り継ぐと、皿倉山頂の展望台駅まで約3分。山頂には、カップルが手をつなぐと藍島(あいのしま)が見えるというハート型モニュメントがあり、恋人の聖地にも選定されているのだそうです。山頂からの市街地の夜景は、新日本三大夜景とよばれ、絶景を楽しめるレストランもあります。
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皿倉山ケーブルカーは全面ガラス張りなので、車窓から皿倉山の自然と、見事なパノラマ景観が広がります。秋には山の木々が色づき、ケーブルカーに乗りながら、紅葉を楽しむことができます。
住所:北九州市八幡東区大字尾倉1481-1
TEL:093-671-4761(皿倉山ケーブル)
例年の見ごろ:11月上旬~11月下旬
公式ホームページ:http://www.sarakurayama-cablecar.co.jp/index.html
アクセス方法: 最寄駅JR八幡駅・北九州都市高速(大谷出入口)から車で約5分
白野江植物公園
周防灘(瀬戸内海)を臨む小高い丘に広がる公園。どこか日本の原風景を思わせる懐かしさが漂い、季節ごとの草木や野鳥、風景を楽しむことができます。園内には約800本のイロハモミジなどが黄色や赤に色づくさまは、まるで錦絵のようです。
「山頂広場」から見渡す周防灘は爽快。天気が良ければ、山口宇部や大分の国東半島まで見ることができます。少しアップダウンのある公園ですが、秋のすがすがしい空気を吸いながら、ゆっくりと散策を楽しめること間違いなしです。
住所:福岡県北九州市門司区白野江2
TEL:093-341-8111
例年の見ごろ:11月下旬~12月上旬
アクセス方法:JR門司港駅より西鉄バス41番系統白野江行きに乗り約20分、白野江2丁目下車徒歩2分
勝山公園(小倉城)

北九州市の中心部に位置する勝山公園は、小倉城のまわりにある、19.5ヘクタールの公園です。春の桜の名所として有名ですが、秋にも紅葉が美しい場所として知られていて、ハゼノキやイチョウが色づきます。小倉城の周囲を彩るケヤキも風格があり、山岳地の紅葉のダイナミックさはないですが、手入れが行き届いた上品な紅葉が魅力です。また市役所庁舎の展望室やリバーウォークからは、園の紅葉全体が観賞できます。
住所:福岡県北九州市小倉北区城内2-1
TEL:093-582-2789 建設局みどり・公園整備課(紅葉情報)
例年の見ごろ:11月上旬~11月下旬
アクセス方法:JR西小倉駅から徒歩10分
小倉に行ったら是非食べたい「天まど」
焼きうどん発祥のお店は小倉にある「だるま堂」と言われていますが、お好み焼きいしんの「天まど」も絶品です。このお店の「天まど」の卵は温泉卵。「天まど」は、上に乗った卵を天窓から見える月に見たててその名がついたのだそうです。
<お好み焼き いしん>
住所:北九州市小倉北区魚町3-2-20 B1F
電話:093-541-0457
営業時間:11:30~21:45(55分後に閉店)
北九州まで東京から飛行機で約1時間半。海外に比べれば早くて安く、思い立ったらすぐに行ける目的地です。今年の秋はぜひ北九州へ足を運んでみてください。
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筆者ご紹介
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ライター Hiroko
イベントやテレビの制作をした後、ライターに。アート、ファッション、ライフスタイルと、幅広く執筆。毎日同じことを繰り返すのが嫌いで、同じ場所にも留まっておくことができず、2~3ヶ月に一度は旅に出る日々。現在はパリと東京を行ったり来たりと、さらに旅を満喫中です。